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【特集】ラブアン島とクアラルンプールに出張してきました!


貴方はオフショア法人のお膝元を見たことがありますか?

この度、弊社代表のJohhneyは、5月ゴールデンウィークを利用して、
マレーシアのラブアン島並びにクアラルンプールに
出張して参りました。

そもそもラブアン島ってどこ?
なぜ、そのような島に行かなければならなかったのか?

その目的と、旅(出張)の全貌についてお伝えしたいと思います。

オフショア法人とは?

ラブアンの話をする前に・・・
当社は、実はマレーシアのラブアン島に拠点を置くオフショア法人です。

今回の旅の目的は、次の2点でした。

  • マレーシア就労ビザの取得
  • オフショア法人の銀行口座開設

ところで、オフショア法人は、最近『パナマ文書』でも騒がれ、話題となっていますが、
そもそもオフショア法人とは何なのでしょうか?

オフショアに当たる言葉の対義語として、オンショアという言葉があります。
それは、『国内市場』という意味で、当該国の税法が適用されることを指します。

対して、オフショアは、『海外市場』を意味します。

わかりずらいので、1つ例を上げると、国内の法人が海外で取引した利益があります。
日本の場合は、どのケースでも等しく法人税が課税されます。

一方、オフショア法人を設立可能な国の場合、無税または著しく税率が低いため、
ほとんど税金をとられることがありません。

すなわち租税優遇措置を適用している国で建てた法人が、『オフショア法人』と
呼ばれているわけです。
これらの国は、訴訟に対する保護やプライバシー保護が強く、
各国の有力企業の節税対策として、数多く設立されてきました。

『パナマ文書』は、そのプライバシー保護をかいくぐって世界中に漏えいしてしまったために、
現在問題になっているのです。

マレーシアにあるラブアン島とは?

マレーシアは大きく東西のエリアに分かれています。
しかし、どこにも属さない連邦直轄の島の1つが「ラブアン島」です。

実際に行ってみましたが、なんもない島です(笑)
昔はシンガポールやインドネシアと中国やフィリピンを結ぶ中継港のような形で
使われていたようですが、
最近はリゾート地として島外からくる人が多いです。

そんな島に、マレーシア政府は1990年代に金融特区を作りました。

一見、何の面白みもない(失礼!)変哲な島ですが、島の中心部にある、
Labuan Financial Parkは、世界中の銀行が居を構える、一大金融センターになっているのです。

マレーシア法人とラブアン法人

マレーシアで法人を作る場合は、以下のように活動対象や資本金、
取締役の居住要件が異なってきます。

マレーシア法人 ラブアン法人
活動対象 マレーシア国内 マレーシア国内以外
最低資本金 350,000MYR以上 特に規定なし。※就労ビザを取得する必要がある場合は、250,000MYR以上。
取締役・株主 取締役:2名以上(居住要件あり)
株主:最低2名以上(居住要件なし)
取締役:1名以上(居住要件なし)
株主:最低1名以上(居住要件なし)
法人税率 20-25% 3%または20,000MYR
個人税率 0-26% 取締役は0%
会計監査 毎年必須 3%の税率を適用した場合は必須
20,000MYRを納税する場合は不要
就労ビザの取得難易度 高め。外資の資本比率によっては高額な資本金が必要 低め。

 

この表の通り、法人設立の目的は、マレーシア国内で取引をするか否かで
大きく異なってきます。

個人的には、

  • マレーシア国内で商業活動を行う場合は、マレーシア法人
  • マレーシア国内で居住するが、日本や海外と取引して利益を得る場合は、ラブアン法人

といった住み分けが成立していると考えています。

合法的に、オフショア法人とマレーシアの就労ビザを手に入れる

ここで、弊社が「なぜラブアン島のオフショア法人という形態をとったのか?」についてお伝えします。
それは、オフショア法人を設立でき、かつマレーシア国内に居住可能な就労ビザを取得できるからなのです。


<ラブアン島内の移民局>

世界中のオフショア国家を探しても、就労ビザを発給してくれるところはありません。
マレーシアならではの特別なケースといえます。

弊社はシステム開発も行っておりますが、
それには居住しやすい環境・より諸外国との交流ができる場所で行うことが、
より品質の高い製品を生み出すうえで重要なファクターと考えております。

ちなみに、マレーシアは、
日本人が移住したい国No.1に10年連続(2006-2015)して選ばれています。
マレー人、華僑、ジャワ人など多民族国家でありながら、それぞれ共存して独自の文化を育んでおり、
英語圏で親日的なため日本人が進出しやすい国になっています。

上記の背景から、マレーシアに拠点を設けることで、
日本だけでなく東南アジアにも進出しやすい開発拠点・足場固めとして
ラブアン法人を活用しようと考えた次第です。

この度お世話になりました、関係者の皆様には、この場をお借りして深く御礼を申し上げます。

オフショア法人は何かと脱税というイメージが強いですが、
正しく活用して資産を増やし、日本のために貢献できれば、
結果オーライです。

皆様も、ぜひ海外の足場固めとして活用されれはいかがでしょうか?

また、同じようにマレーシアや東南アジアに進出を検討されている皆様、
是非弊社にご相談ください。
然るべき専門家を紹介させていただきます。